『異世界はスマートフォンとともに。』とは…
『異世界はスマートフォンとともに。』とは…
■神様の手違いにより死んでしまった冬夜は、なんと異世界に転生することに！？
彼にあるのは神様から底上げしてもらった身体と、異世界でも使用可能にしてもらったスマートフォン。
■そこで出会った双子の姉妹エルゼとリンゼと共に異世界ライフを始めることに…。
神様パワーで身体能力UPに魔法の才能まで手に入れバージョンアップした冬夜は、超便利なスマホを駆使して魔獣討伐をしたり、アイスを異世界に生み出しちゃったり、と異世界ライフを満喫し始める。
様々な人たちと出会い、大切な仲間を得ていく中で、
いつしか主人公はこの世界の秘密を知る。
古代文明の遺産を受け継ぎ、砂漠の遺跡で冒険したり、
読書喫茶を経営したりマイペースに暮らしていく。
お気楽な世界の王たちと力を合わせながら、
彼はのほほんと世界を巡っていく―――。
登場人物紹介
■望月 冬夜（もちづき とうや）- 福原かつみ
男子高校生だったが、神様の手違いで神雷（しんらい）を落とされ死亡、神様によって本作の舞台である異世界に転生する。
所有していたスマートフォンを異世界でも使えるように頼んだ（閲覧はできるが書き込みやメールの送受信はできず、通話も神様に限られている。充電は冬夜の魔力で行う）。
「すぐ死んでは意味がない」と身体能力などを底上げしてもらった結果、無尽蔵の魔力量、7属性魔法の全属性持ち、無属性魔法使い放題という規格外のチート能力を持つことになる。
基本的に物怖じせず、流れに身を任せるタイプ。
普段は温厚でお人よしであり困っている人をほっとけない性格だが、婚約者をバカにした者や敵対者には周りが引くほど容赦がない。
このような性格からヒロイン全員に好意を寄せられ、レジーナ・バビロンの遺産「庭園」を、発見後に彼女らの告白を受け入れて婚約者となる。
本人の意思と関係なく度々トラブルに巻き込まれ、その度に神様の手で神器化されたスマートフォンと、持ち前のチート能力を駆使しながらトラブルを解決している。 幼い頃からある程度の年齢までピアノを習っており、祖父の影響で1960年代～1970年代の洋楽・邦楽を中心に、ジャンルを問わず弾くことができる。
武器は刀身部分が短剣から長剣に変形するガンブレード・ブリュンヒルド。
専用機は多様戦万能型フレームギア・レギンレイヴ。
■ユミナ・エルネア・ベルファスト - 高野麻里佳
冬夜の婚約者達の会議、通称「嫁会議」議長。
ベルファスト王国第一王女。
左が翠色、右が碧色のオッドアイで人の本質を見抜くことができる魔眼を持っている。
父である国王が臣下の貴族に毒を盛られ危篤状態であったが、冬夜に魔法によって救ってもらったことをきっかけに彼に一目惚れする。ｒｂ ベルファスト国王より治療の報奨という理由で下賜された冬夜の屋敷に、エルゼ、リンゼ、八重と共に彼の婚約者として一緒に暮らし始め、「空中庭園」を発見後、公認の婚約者となる。
風、土、闇の三魔法属性を持つ。弓矢が得意。冬夜の神化に伴い眷属特性「未来視」に目覚める。
専用機は狙撃戦特化型フレームギア・ブリュンヒルデ。メインカラー「銀」。
■リンゼ・シルエスカ - 福緒唯
ブリュンヒルド公国第七王妃。
リフレットの裏路地でチンピラに絡まれているところを、双子の姉のエルゼと共に冬夜に助けられた魔法使いの女の子。
リーフリース皇国コレットの町出身。
髪型はショートヘアで、姉のエルゼより胸が大きい。
甘いもの好き。
火・水・光の3属性の魔法を使える。
冬夜の魔法属性の適性を調べた後、冬夜からのたっての頼みで文字の読み書きを教えた。
人見知りなところがあり、おしゃべりが苦手だが、ヒロインの中で最初に冬夜にキスをするなど、時には大胆な行動に出ることもある。
ある時、冬夜が営んでいる読書喫茶「月読」に並べる本で、何か面白い本は無いかと、何気なしに彼女に訊いたところ、若干腐女子の気があるのか、所謂BLの内容に相当する本のタイトルを書いたメモ用紙を冬夜に渡している。
一緒に冒険するうちに冬夜に好意を抱き、彼に告白して婚約者となる。
専用機は空中戦可変型フレームギア・ヘルムヴィーゲ。メインカラー「青」。
■エルゼ・シルエスカ - 内田真礼
リフレットの路地裏でチンピラに絡まれているところを、双子の妹のリンゼと共に冬夜に助けられた拳闘士の女の子。
リーフリース皇国コレットの町出身。
髪型はロングストレートヘア。身体強化の無属性魔法「ブースト」を使える。
口より先に手が出るストレートな性格でサバサバしているが可愛い物好き(そして辛い物好き)という一面もある。
一緒に冒険するうちに冬夜に好意を抱き、彼に告白して婚約者となる。冬夜との恥ずかしい展開になると手が出る。
専用機は格闘戦突撃型フレームギア・ゲルヒルデ。メインカラー「赤」。
■九重 八重（ここのえ やえ）- 赤﨑千夏
冬夜たちがファッションキングザナックのオーナーであるザナックからの依頼で王都へ向かう途中、立ち寄った町でチンピラと揉めているところを冬夜たちに助けられた。
神国イーシェン・オエド出身の侍の女の子で一人称は「拙者」、武士口調で喋る。
実家は剣術道場で、流派は九重真鳴流。
性格は真面目だが、どこかずれているところがある。
大食らい。普段はサラシを巻いていてわからないが、実はヒロインの中で一番の巨乳。
一緒に冒険するうちに冬夜に好意を抱き、彼に告白して婚約者となる。
専用機は白兵戦軽装型フレームギア・シュヴェルトライテ。メインカラー「紫」。
■スゥシィ・エルネア・オルトリン - 山下七海
ベルファスト国王の王弟アルフレッド・エルネス・オルトリンデ公爵殿下の令嬢で、ユミナの従妹にあたる。
愛称は「スゥ」。
祖母の影響か語尾に「～のじゃ」が付き、一人称は「わらわ」と、少々大人びた話し方をする。
光属性魔法の適性がある。
母であるエレン・エルネア・オルトリンデが5年前に患った大病の後遺症で失明してしまい、それを治す方法を調べていた祖母の屋敷からの帰り、王都へ向かう街道で謎の召喚師が召喚した魔物に襲撃されているところを、たまたま近くを馬車で走っていた冬夜たちに助けられた。
リーニエ王国のザブン王子との縁談から救われたことを切掛に「嫁会議」を経て冬夜の婚約者になる。
専用機は防衛戦武装型フレームギア・オルトリンデ。メインカラー「黄」。
■リーン - 上坂すみれ
闇属性魔法以外の六属性持ち。
現ベルファスト王国宮廷魔術師シャルロッテの師匠であり元・妖精族の長。長い寿命のせいか自分の正確な年齢を覚えておらず、自称612歳。
妖精族は肉体の成長が10代後半から20代前半で止まるが、リーンは何故か10代前半で成長が止まってしまい小柄な身長のうえに少々起伏に乏しい少女の姿をしている。
200年間、熊のぬいぐるみであるポーラに無属性魔法である「プログラム」をかけ続けている。
奴隷船襲撃で冬夜と一夜を共にした際「嫁会議」にて問い詰められ、冬夜の婚約者となる。
専用機は殲滅戦砲撃型フレームギア・グリムゲルデ。メインカラー「黒」。